受賞歴情報

トピックス

中村友昭講師・水谷法美教授が土木学会論文賞を受賞

受賞日:2013年6月14日

 中村講師・水谷教授が,「渦と浸透滲出流の影響を考慮した漂砂計算手法と遡上津波による陸上構造物周辺の洗掘現象への適用に関する研究」により,平成24年度土木学会論文賞を受賞されました.受賞理由は以下のとおりです.

 波の作用に伴う地形の変化を底面せん断力のみで評価する研究が多い中,本研究は地盤上に形成される渦と地盤の表面を出入りする浸透滲出流の両者の影響を考慮した漂砂計算手法を提案するとともに,提案した漂砂計算手法を組み込んだ数値計算モデルにより遡上津波に伴う陸上構造物周辺の局所洗掘の再現計算を行ったものである.具体的には,強い渦が発達する津波では渦とそれに伴う浮遊砂が支配的な役割を果たすこと,津波による構造物周辺の局所洗掘の発生に地盤内部の有効応力が大きな影響を及ぼすことが知られていることから,本研究では渦と浸透滲出流の両者の影響を考慮できるようにした漂砂計算手法を提案し,構造物の周囲に生じる局所洗掘を精度良く再現できることを明らかにしている.また,津波による地形変化を解析する際には,渦と浸透滲出流が漂砂現象に与える影響を考慮することの重要性を示しており,学術的に非常に意義深い論文である.さらに,渦と浸透滲出流を漂砂モデルに同時に組み込んで数値計算で把握する試みは他に例がない.このような渦と浸透滲出流を含めた漂砂とそれに伴う地形変化に関する複雑な現象を数値計算モデルによって検討可能になったことで,津波による地形変化に関する検討が容易になり,東日本大震災を受けて海岸構造物の基礎の粘り強さを検討し評価する際の活用が期待されることから,工学的にも非常に価値の高い論文である.

関係URI:http://www.jsce.or.jp/prize/prize_list/4_ronbun.shtml

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過去のトピックス

伊藤義人教授が日本材料学会支部功労賞を受賞

受賞日:2012年5月26日

伊藤教授が,「日本材料学会支部活動への貢献と鋼構造物のライフサイクル性能評価の研究」により,平成24年5月26日に平成23年度日本材料学会支部功労賞を受賞されました.副支部長・支部長として材料学会東海支部への貢献,本部理事および論文誌「材料」の編集委員長として学術の向上への寄与,さらに研究面では鋼構造物のライフサイクル性能評価に関して,鋼構造物の耐荷力と耐震設計に関する研究,環境促進実験による鋼橋の防食システムと性能劣化評価手法の確立,橋梁用免震支承のライフサイクル性能評価手法の確立,橋梁用防護柵の性能照査型設計に関する研究などの国際的な業績が認められ,本賞の受賞となりました.

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